中原中也記念館 (計画案)
1992年 山口市主催「中原中也記念館公開設計競技」佳作賞入選
実施前提のコンペでしたが、残念ながら佳作止まりでした。
絶妙のパースは、建築家の河合俊和君の手になるものです。
彼はこれを描いて暫くしてイタリアのマンジェロッティの事務所に行ってしまいました。
このコンペは日本で行われた建築設計コンペの中では、きわめて優れた審査のコンペで、コンペの審査経緯が詳しく公表されているだけでなく、479の応募案が全て公表されています。
外観パースです。右側の高い壁の向こうが、中原中也のご実家。
内観パースです。視線のコントロールに注意を払った空間構成になっています。
応募案―1/2
応募案―2/2
その後開かれた、山口県立美術館「詩人の為の建築展」の為につくられた模型です。